参院選2013

昨日参院選が行なわれ、やる前から分かっていた通りの結果になったのはご存じの通り。
Twitterでつぶやいた通り、今回も私は(選挙区では)維新の候補に投票。
その理由はというと…
告示前は「最初から結果が分かっているからなぁ」と思っていて、それなら抗議の意味を込めて「支持する候補者/政党なし」ということにしよう、と思っていましたが、選挙が公示され福岡選挙区に立候補した候補者の顔ぶれを見て「これはヤバいことが起きるかも」と思いすぐに考えを変えました。
それは何かというと…


自称「売国党一号」(共産党)が議席を獲得してしまう可能性がある


ということ。
福岡選挙区は定数2で、そこに自民、民主、維新、みんな、共産、幸福の各候補6人が立候補。
言うまでもなく1議席目は自民の候補が獲得するでしょうから、問題はもう1議席の行方。
順当にいけば民主の候補が獲得する可能性が高いですが、自称「売国党二号」社民党選挙協力する、ということでそれを毛嫌いして票が逃げる可能性があり、そして維新とみんなが票の食い合いをすることにより4党がダンゴ状態になる中で共産党が漁夫の利を得て2議席目を獲得してしまうかも、と思ったのです。
参院選の前に行なわれた東京都議会選で共産党が躍進したことを鑑みると有り得ない話ではなかったですからね。
私としては自分の選挙区から売国奴候補が当選する、ということは絶対に許せないので、それを止めるにはどうするか、ということを考えて維新かみんなのいずれか有利な方の候補に投票する、ということに決めました。
この時(2009年の衆院選)と同じような理由ですね。
その後選挙戦の状況を見極めた結果維新の候補が優位に立っている、ということで投票先が決定。
そして昨日それを忠実に実行しただけのことです。
しかし実際には私が予測したシナリオ通りには事は進まず、結局2議席目は民主の候補が獲得。
社民党選挙協力しているから有権者が逃げる」ということはありませんでした(まぁ民主党は「売国党三号」だから、社民とはウマが合うんだろうな)。

公式な開票結果(開票率100%)を見るとこのように維新+みんなの得票数が民主の得票数を上回っており、結局のところ「橋下のせいで維新の候補は負けた、逆に言うと民主の候補が勝てたのは橋下のおかげ」ということになります。
しかしそれでも「口の軽い能なし」橋下は共同代表を辞めない、というのですから呆れます。
このように実際にそのせいで落選している候補者がいるのですから、責任を取って当然だと思うのですが。
それにしても橋下は大阪市長の職務を放棄して維新共同代表としての活動に力を入れていましたが、どうして大阪市民はそれに対して「市長としての責務を果たしていない」といってリコール請求を起こさないのかが不思議です。
市長の仕事というのはよっぽど暇で楽なのでしょうか。


ちなみに比例代表は「支持する政党なし」ということで「なし」と書いて投票しました。
選挙区では維新に投票したのに、なぜ比例では維新に投票しなかったのか? という疑問を持つかも知れませんが、比例代表候補にアントニオ猪木を担ぎ上げた時点で選択肢から外れていたので、それは有り得ませんでした。
でもそれって無効票だろ? という人もいると思いますが、投票すべき政党がないのだからしょうがない。
しかし私は「支持すべき候補者/政党がない」という意思表示をすることも重要なのだから、こういった行為は全くムダではない、と思っています。
確かにこのような行為は現行の選挙制度においては「無効票」として扱われますが、しかし私と同じような考えを持って意図的にこのような投票行動をする有権者が増えると決して無視できなくなるでしょう。
投票率は上がっているが、『支持する候補者/政党なし』と書かれたものや白票が多い」といったことになればマスゴミも注目せざるを得なくなり、それを減らすにはどうするべきか、といった議論が起こるでしょうから。
とは言えマスゴミが「自分たちにとって都合が悪い」とばかりにそれを意図的に無視する可能性もありますが。


そして今回から選挙へのネット利用が解禁され「ネット選挙」といった言葉が踊りましたが、「xxxで街頭演説をします、ぜひお越しください」とツイートし、それをUstで中継、そして選挙活動の様子をFacebookで公開、といった単なる候補者の意見を一方的に流すだけのツールとしての役割がほとんどで、有権者が候補者に対してSNSで質問し、それに対して候補者がどう反応するかを見て候補者がどのような考え方、意見を持っているかを見極めて投票の参考にする、といった使われ方はあまりされなかった、というのが現実でしょう。
私もTwitter売国党一号の候補者に「日本が武力侵略された時にどうするのか」「原発は危ない、と言っているが、それならなぜ(日本のそれよりも危ない)韓国や中国の原発も止めろ、と言わないのか」などとメンションを飛ばしていじめようか遊ぼうか、と思いましたが結局やりませんでした。
売国奴/平和ボケな人たちにこういった質問をすると絶対に話をはぐらかそうとするので、それを見てみたかったのです。
とは言え今回がネット利用が解禁されて初めての選挙、ということで候補者/有権者共に試行錯誤な部分もありますから、今後より有効的に使われるようになることを期待しましょう。


最後に「選挙」となると相変わらずのこれについて。

投票締め切り/開票開始時間となる20:00になるとNHK教育以外の全ての地上波チャンネルが選挙特番を放送。
Twitterでもつぶやいたのですが、これって視聴者のチャンネル選択の自由を奪っている、としか思えないのですが。
当然「選挙特番なんて見たくない」「いつもやってるレギュラー番組が見たいんだ」という人も多いはずですが、マスゴミはそういう意見は完全無視し、みんな横並びで選挙特番。
昔はテレビ東京はそれに加わらず他局が選挙特番を放送する中レギュラー番組を放送していたのに、今では池上彰を起用したりして一番選挙特番に力を入れる局になってしまったのにはガッカリ…
ですから選挙特番を放送できる民放局を2局に制限し、どの局が放送するかは選挙公示時にくじ引きで決める、といったことをした方がいいのではないか、と思いますね。
既に地デジ化が完了しているのですから、レギュラー番組を放送しながらデータ放送を使って選挙結果を逐次流す、といったことも可能なのに、どうしてそういったことをしないのかが不思議でなりません。