ジャンクXperia Z3壊した…

1年程前に購入したジャンクXperia Z3(au版:SOL26)はディスプレイが割れている関係で元からその部分のタッチ操作が効かない状態だったのですが、その後それ以外の場所のタッチ操作も効かなくなってしまいました。
最初は画面下部のナビゲーションキーが効かなくなり、それからだんだん上の方へタッチしても反応しない部分が広がってゆき、最終的には画面全体がほぼタッチ操作を受け付けなくなってしまいOTGケーブルまたはBluetoothでマウスを接続しないと操作できない状態に。


そこで以前から一度バラしてみるか、と思っていたもののなかなか手を出せずにいたのですが、昨日意を決してやってみることに。
すると…

見事にバックパネルを粉々にしてしまいました。
以前Xperia Z1fのバックパネルを外したことがあるのですが、その際はドライヤーで熱風を当てバックパネルを固定している粘着テープを柔らかくしてからこじ開けツールと腕時計の裏蓋開けでその粘着テープを切るようにして剥がしていけば外すことができたのですが、Xperia Z3で同じようにしてバックパネルを外そうとこじ開けツールで開口部を作り、そこに腕時計の裏蓋開けを差し込んだだけで「パキッ」と簡単にバックパネルにヒビが入ってしまいました。
何とかバックパネルを外すことはできましたが、割れまくってボロボロになり完全に原型をとどめない状態になってしまい、当然再利用は不可。
おまけに本体右上にあるフレキケーブルまで切断してしまいました。
Xperia Z3のバックパネルはXperia Z1fのそれよりもガラスの厚みがかなり薄い上、バックパネルの固定法もZ1fと少し異なるため、それに合った作業法でやらないと簡単に割れてしまうようです。
Xperia Z1fと大して変わらないだろう、ということでロクに調べず作業をしたのが仇となった、としか言いようがありません。


しかしこの状態で電源を入れると何の問題もなく起動し、タッチパネルが効かない以外は普通に動作します。
誤って切断してしまったフレキケーブルは一体何のためのものだったのかが気になります(近接センサー?)。
ところがフレキケーブルコネクター等を確認してもタッチパネルが効かない症状は変わらず、もしかすると直るかも、という期待は打ち砕かれました。
結局バックパネルを粉々にし、本体のフレキケーブルを1本切断しただけに終わるという顛末に。
そしてXpria Z3のFelica/NFCアンテナはバックパネルの裏に貼り付けられているため、おサイフケータイ/NFCも使えなくなるというおまけ付き。
Xperia Z1fのそれはバッテリー表面に貼り付けられているため、バックパネルを外す際に破損してしまう可能性は低いのですが…


結局のところ安易な思いつきでバックパネルを外そうとして余計に壊してしまったわけですが、元々まともに使用できない状態だったこともありそれ程後悔していません。
タッチパネルが効かず、マウスを接続しないと使えないスマホなんて実用になりませんからね。
このような状態になってしまった以上もう使うこともないでしょうから、内蔵ストレージから必要なファイルをコピーしてからファクトリーリセットし、内蔵ストレージもフォーマットして完全に初期状態に戻し、挿しているmicroSDカードも他の用途に使い回すつもりでいます。

そう言いつつ念のため、と思いNandroid Backupを取ったのですが、TWRP(カスタムリカバリー)上でもOTG接続したマウスが使えるんだな…